今回は前回に続きスレイザスパイアのウォッチャーのデッキについて考察していく。
前回と似てるがその進化系ともいえる「無限ループデッキ」を紹介したいと思う。
アセンション20心臓もこなせる全キャラ通しても上位の強さを誇るデッキなのでぜひ参考になればうれしい。
※記事内のカード名はバージョンなどにより異なりますのでご了承ください。
まずは「無限ループデッキ」の動きについて簡単に説明していく。
このデッキでは最終形はいろんな形が存在するがとにもかくにも無限ループを使用してずっと俺のターンを作り上げることにある。
今回は運用がわかりやすい基本的なパターンを紹介していくが慣れてきたら応用していろんなパターンも試してみてほしい。
まずは必要となるキーカードから紹介していくが前回のスタンスくるくるデッキとかなり似ているのでキーカードもほぼ同様となっている。
ただし枚数や活用法が異なっていくので解説を参考にデッキを組み上げていってもらいたい。
【憤怒用】
憤怒用のカードは初期の噴火のみでOKだが必ずUGしておくこと。
デッキの枚数はできるだけ抑えたいので他の憤怒用カードは必要無し。
どうしてもかんしゃくを使いたい場合は噴火を削除して使っていくのも一応アリ。
UG無しでも1エナジーだしUGできれば噴火より火力も高く2ステージ序盤でネックになりがちなビャード相手に非常に相性が良い。
ただし反撃ありの敵に対して3回反撃を食らうデメリットや削除が1回増える点など基本的には噴火をそのまま運用していくのがおすすめ。
【平静用】
初期カードの警戒ではレリック：紫蓮華（平静解除時に3エナジーを得るようになるレリック）を獲得しないとループには使えないので道中で「悪しきを恐れず」か「内なる平穏」のいずれかを獲得する必要がある。
ループを最終目標とした場合、断然のおすすめは内なる平穏。
使用カードが8枚の時点でループが可能になるので早くからループ運用を開始しやすいため道中が安定する。（UGすれば9枚でループ可能）
ただしアタックができないため1ループでのダメージは噴火の9ダメージのみで時間効率は非常に悪い。
逆にループさえ可能なら悪しきを恐れずはとても時間効率が良い。
憤怒状態で悪しきを恐れずを打てるので1ループで20～30ダメージが出せるのでサクサク倒せる。
警戒についても軽く触れておくと上述通り紫蓮華があれば2エナジーの警戒でもループが可能。
メリットとしてループ時にブロックを稼げるのがメチャクチャ強い。
タイムイーターや心臓相手に不動心無しでも立ち回れるかなりのぶっ壊れ挙動。
他にも内なる平穏などの平静カードを引き込まなくてもループ可能などメリットは多いので紫蓮華を獲得出来たらうまく運用していきたい。
【解除用】
スタンス解除用カードはデッキに1枚までにしておきたいためかなり厳選が必要。
そこでおすすめになるのが無の型拳で単純に火力になるため道中が安定しやすい。
心や体では無限ループ完成までにパンチ力不足になりがちだが拳ならUGかつ憤怒で24ダメージとメイン火力として活躍してくれる。
【キーカード】
無限ループに必ず必要なのが「猪突猛進」で可能なら2枚、余裕があれば3枚登用もあり。
1枚なら使用カードが6枚時にループ可能で2枚なら使用カード8枚、3枚なら使用カード10枚でもループができる。
UGすれば0エナジーとはいえデッキ圧縮したほうが安定感は増すので理想は元々のデッキ枚数を減らして1枚でループ運用できるのがベター。
また心臓撃破を目指すなら「不動心」も1枚は必ず拾っておきたい。
道中の雑魚戦やエリート戦だけならループした時点でほぼ勝利確定だが1ターンキルができない相手だとどこかで攻撃をくらってしまう。
特に心臓戦ではその点をカバーしておかないとクリアは難しいので必ず入手を目指そう。
心臓無しクリア目的なら必須ではないので無理して探さなくてもよいがあれば道中も強いので可能なら拾っておくこと。
【アタックカード】
無限ループを目指すなら純粋なアタックカードは特に必要ない。
というかむしろデッキ枚数が増えるのでできれば登用したくないまであるが道中でキーカードが拾えずどうにもならない場合は検討する必要がある。
具体的に言えばステージ1のボスまでに何も拾えるカードがなかった場合、初期カードのみでボス戦を戦うのはさすがに厳しい。
それを補うのがアタックカードで憤怒のスタンスを活用すれば1枚のアタックカードで十分戦っていける。
特にスマイトなどの保留カードは噴火時に狙って使えるので相性が良いためおすすめ。
ただし後半になってデッキが整ってきたら削除候補になるのでその点もよく認識したうえで採用すること。
【無限ループ手順とポイント】
無限ループを運用するまでにいくつか知っておくべきポイントがあるので考察していく。
このポイントをどれだけ把握できているかで成功率が大きく変わるのでぜひともすべてチェックしておいてもらいたい。
まずは準備段階と手順について。
①必要なカードを集める
必須カードとして猪突猛進1枚以上、1エナジーで平穏に入るカード1枚、UGした噴火の3枚が絶対条件。
猪突猛進はかなりの例外を除いて代用はないが紫蓮華があれば平穏に入るカードは警戒でも代用可能。
またUG噴火の代わりにかんしゃくを使用しても可。
②使用カード枚数を10枚以下にする
ここでは使用カード枚数とはパワーや廃棄できるカードを除いた山札や手札に残るカードのことを指す。
例えば猪突猛進2枚、不動心1枚入りでデッキ枚数が13枚ならば左記のパワーを使用したあとは残カード10枚になる。
敵によってはデバフを食らって枚数が変わることもあるので少なければ少ないほどループは安定してスタートしやすい。
そのためショップではストライクや防御をどんどん削除していく必要がある。
？マスでも率先して削除したり、ボスレリックで空っぽの檻は優先度高めで獲得して2枚削除を行っておきたい。
できれば使用カードが7～8枚になればかなり安定して1～2ターンでループに入ることができる。
③ループを発動
やっとループに入るがまずは基本的な動きを覚えておきたい。
例として内なる平穏と噴火で見ていく。
手順1：猪突猛進を使用して憤怒時に2ドローできる状態にする
手順2：内なる平穏を使用（1エナジー使用/平穏スタンスに変化）
手順3：噴火を使用（1エナジー使用/平穏解除で2エナジー獲得/猪突猛進の効果で内なる平穏と噴火の2枚を手札に）
以降は手順2と手順3を繰り返すことが無限ループの基本の動きとなる。
次に必要なポイントを覚えておくこと。
そもそも使用カード10枚の場合通常ドローで手札には5枚、山札に5枚なのでここで手順2と手順3をしたところで内なる平穏や噴火は手札に引き込めない。
そのためさらなる準備が必要となる。
意識しておくポイントとしては以下のとおり。
①カードをすべて手札に引き込む
上記の通り使用カードが10枚になっただけでは山札にカードが残っているためループができない。
そこで山札のカードを手札に収める必要がある。
方法としてはいくつかあるので主な方法を覚えておくようにする。
A：ルーニックピラミッドを獲得する
ルーニックピラミッドは使用しない限りカードを手札に保留するボスレリックで無限ループとめちゃくちゃ相性が良い。
みつけたらかなり優先度高めで獲得しておきたい。
使わなければ手札におさまるので特に苦労せずにすべてのカードを手札に引き込むことができるはず。
B：猪突猛進を増やす
道中の引き次第になるものの割と現実的な方法の一つとして猪突猛進を複数枚獲得する方法もある。
2枚使用時なら手札5枚、山札3枚の時に噴火を使用して山札3枚+噴火の4枚を手札に引き込める。
可能性としては高くないが3枚使用時なら山札5枚でも噴火使用時にすべて手札に引き込むことが可能。
ただし噴火で1エナジー使用するのでループするための2エナジーが必要な点を覚えておくこと。
加えて憤怒に入ったときにドローするのでもともと憤怒の状態で噴火を使用してもドローはされない。
意外とありがちなミスだが発生すると致命傷になりがちなので気を付けよう。
C：内なる平穏でドローする
個人的におすすめな手法でうまくいけばステージ1でも無限ループ可能な方法なのでぜひ覚えておいてほしい。
前ターンに平穏でターンを終了し、次ターン手札に内なる平穏があれば使用することで最大4枚（UG時）ドローできる。
これを利用すれば手札5枚、山札4枚の状態で内なる平穏を使用することで手札8枚と捨て札に内なる平穏1枚の状態にできる。
ここで噴火を使用すれば2ドローすることですべてのカードを手札に引き込めてループを開始できる。
使用カード9枚から可能なのでかなり現実的に活用できる手法なので是非使えるようになってほしい。
D：走り書きを利用する
「走り書き」の効果で手札が一杯になるまでカードを引くのが一番手っ取り早い。
使用カードが10枚ギリギリでも使えるのでかなり早い段階から無限ループで戦っていける有効な手段として理想的な方法ではある。
ただし走り書き自体がレアのため入手しづらく、他に方法がない場合は1回限りの手法なのでミスをすると一気に詰む可能性があるので注意。
例えば走り書きを使用したことでエナジーが足りなくなったり、悪しきを恐れずのループだと敵が攻撃状態でないとそもそもループができなかったりなど。
このターンで一気に攻めきれるというタイミングを見計らって使用する必要がある。
かなり長くなってきたので今回はここまでとしておく。
全デッキの中でも無類の強さを誇る無限ループデッキは一度使ったら病みつきになること間違いなしなのでぜひ1度は体験してもらいたい。
次回は続きのポイントを考察していくのでそちらも見てもらえると嬉しいです。
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